ニュース・リリースはニュースを送るモノ

おはようございます、小宮です。

マスコミに無料で宣伝してもらうには記事にしてもらうことです。では、記事にしてもらうにはどうしたらいいでしょうか?

有名店や地域一番点になる必要はありません。私がいた会社は中堅でしたが日本経済新聞に取り上げてもらうことができました。

アキバには私がいた店より有名な店はたくさんありました。それなのに、なぜ、有名店ではなく、私がいた店が記事になったのでしょうか?

4つ理由があります。

一つは、マスコミにニュース・リリースを送っていたことです。

マスコミに取り上げてもらいたいなら、何はともあれ、まずはニュース・リリースを送りましょう。ニュース・リリースを送らない限り、記事なる可能性は極めて低いと言えます。

ちなみに、ニュース・リリースは、メールよりはファックス、ファックスよりは手紙の方が読んでもらいやすいです。

ニュースレターしか送ってこない営業マンは忘れてしまいますが、店に来てくれる営業マンは記憶に残ります。それと一緒です。

二つ目は、ニュース・リリースに報道機関向けの問い合わせ先を書くことです。

「報道機関様向けお問い合わせ窓口」と明記して、電話番号、ファックス番号、メールアドレス、担当者名を書いておきましょう。

電話番号やファックス番号は当然のように書くはずですが、改めて報道機関向けの窓口を書いておくと、記者の方も問い合わせがしやすいです。

と言うのも、ニュース・リリースは出すけれども取材はNGという店、結構あるんですよ。昔、マスコミに叩かれた過去がある企業はその傾向が強いです。

ちなみに、私が最初にいた店は、ニュース・ステーションという番組で企業秘密を暴露されたことがあって、それ以来取材嫌いになりました。

放送後、大騒ぎになりました。取材されたのは私の店だけじゃなかったので。

まあ、大した秘密じゃないんですけどね。

 

でも、本当の取材意図を隠したやり方は汚いです。私たちは法を犯したわけではないんですから。

 

それ以来あの系列のマスコミは嫌いです。

三つ目は、「話題」をニュース・リリースで提供していたことです。

「それじゃあ、話題にならない」が社長の口癖でした。話題になれば、ニュース価値が上がり、記事にしてもらいやすいからです。

たとえば「3店舗同時開店」。1店舗開店するだけでも大変なのに、3店舗同時に開店だから話題になり、記事になりました。

そもそも、記者の皆さんは、私たちの店や商品には興味がありません。そんなことはどうでもいいのです。

記者の皆さんの関心はただ一つ、読者や視聴者の役に立つ情報かどうかだけです。

さて、最後の4つ目ですが、こういう場では書きにくいので別な機会に書きます。ちなみに、個別に問い合わせてもらっても答えませんからね。

ただ、相手がどんなモノを欲しがっているか?を考える習慣のある商売人なら察しが付くはずです。

ニュース・リリースがらみで記者の皆さんが欲しがることは?

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