お客は自分の目で見よう

おはようございます、小宮です。

あなたは、お客を自分の目で見ていますか?

「当たり前だろ!」ですって?

失礼ですが、本当に自分の目で見てますか?

ライバル店を通してお客を見ていませんか?

某カリスマ社長は「ライバル店など見る必要はない」と言っていますが、さすがにそれは極端だと思います。

だって、お客はライバル店にも行くわけだし。

まあ、本当に言いたいのは「ライバルばかり気にするな。もっとちゃんとお客を見ろ」ってコトなんでしょう。

たとえば、ライバルの品揃えを見て自分の店の品揃えを変えるような、バカなことをするなってコトです。

こう言うのを「ライバル店というフィルターを通してお客を見る」と言います。

私たちの目の前にもお客はいるのに、なぜ、ライバル店を通してお客を見てしまうのでしょうか?

それは、自分のお客を見るより、はるかに、ずーっとカンタンだからです。

真っ当なライバル店は、自分たちのお客を見た結果を品揃えや売場に反映します。それを真似すればわざわざ自分のお客を見るまでもないってコトです。

一方、自分のお客を見るのは大変です。

お客の動きを日々観察し、お客の声に耳を傾けなければなりません。「お客が迷っていたら声を掛ける」のはサービスでもありますが情報収集でもあるわけです。

しかも、コレを従業員全員で取り組まなければならないのです。はっきり言いますが、ものすごい大変な仕事です。

しかし、ライバルの真似をする限り、ライバルを越えることはできません。ライバルは、お客を見た結果を、自分の店の強みを生かして反映させます。

勝負は相手の強いところで戦ってはいけないのです。そんなもん、勝てるわけがないのです。

自分の目でお客を見るか、ライバル店を通してみるか、どうしたらいいかは言うまでもないでしょう。

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