欠品を起こさない方法

おはようございます、小宮です。

店をやっていて一番悔しいのが欠品による売り逃しです。

在庫さえあれば売れたんですから。こんな楽な商売はないのに!

欠品を起こさないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

高度成長期だったら話はカンタンです。

在庫を一杯持っておけばよかったんです。

しかし、今のご時世、そんな在庫の持ち方したら会社を潰します。

不良在庫の山を抱えるのは火を見るより明らかですからね。

現代の欠品を起こさない方法とは?

欠品しても仕方ないと諦めることです。

たとえば、月に1~2個しか売れない商品が欠品してもガタガタ騒がないことです。

特に、店長や売場主任が騒ぐととんでもないことになります。

月1~2個しか売れない商品の在庫が5個くらいになってしまいます。

売場にある商品の7~8割は月1~2個しか売れない商品です。

そんな商品の在庫が倍になったら?

売場が動きの悪い商品で埋め尽くされてしまいます。

動きの悪い商品ばかり売場にあっても売れるわけがないのです。

売上を上げるには売れる商品が必要なんです。

たとえば、上位30%の商品で売上の70~80%を占めます。

このような商品こそ欠品させてはいけないのです。

動きの悪い商品が2~3日欠品したところで、売上に大した影響はありません。

売れる商品は売上計画を立て、それに基づいて発注を行ないます。

在庫を切らさないように毎日チェックして発注する方法はミスが起こりますし、何より人の無駄遣いです。

そして、計画通りにやって欠品したら「仕方ない」と諦めることです。

「どうしてもっと発注しなかったんだ!」なんて担当者を責めても意味ないでしょ?

逆に、計画通りに売れなくても「どうしたら売れるんだ!」とジタバタしないことです。

売れなかったら計画を修正すればいいんです。計画にしがみつくのは労力の無駄遣いにしかなりません。

だって、売場には他に売れる商品がいくらでもあるんですから。

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