陳列の3分の2ルール

陳列する商品量はコレが基準です。
おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。
あなたは陳列の3分の2ルールというのを知っていますか?
このルールを知らないと、見栄えが悪くなったり、お客様が商品を見にくくなったり、取りにくくなったりします。
見栄えが悪く、商品が見にくく、手に取りにくい陳列だとどうなるか、わかります?
売れないです。
これらの問題は陳列の3分の2ルールを知っていれば防ぐことができます。

陳列3分の2ルールとは、陳列する商品量を陳列可能量の3分の2を基準にするというルールです。
棚陳列の場合は、上下の棚の3分の2の高さまで商品を陳列します。
平台陳列の場合は、平台の3分の2の面で商品を陳列します。
ハンガー陳列の場合は、ハンガーバーの3分の2の範囲でハンガーを配置します。
なぜ、3分の2なのでしょうか?
3分の2を基準にするだけで、見栄えが良くなり、お客様が商品を見やすくなり、手に取りやすくなります。
陳列する商品量は陳列可能量の3分の2と覚えておきましょう。
また、3分の2以上と以下で陳列の印象は変わります。
3分の2を超えると商品が詰め込まれたように見えます。
詰め込まれた商品は安っぽく見えてしまいます。
したがって、特売品や消耗品など、安く見せたい商品は3分の2以上陳列しましょう。
では、3分の2より少ないと商品の価値は上がるのでしょうか?
そうなることもあります。
しかし、陳列のボリューム感がなくなります。
私は陳列する商品量を3分の2以下にするのはお薦めしません。
商品の価値を高めるならもっと良い方法が他にあるからです。
したがって、店長養成講座版の陳列の3分の2ルールは次の通り。

  • 陳列する商品量は陳列可能量の3分の2を基準とする。
  • 安く見せたい商品は3分の2以上でも可。
  • 3分の2以下はNGとする。

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