つまらない陳列にしないために

アクセントを入れましょう。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

陳列は見やすさ、手に取りやすさが最優先です。

しかし、それを意識しすぎるとどうしても陳列が単調になってしまいます。

「陳列が単調」お客様視点で言うと「つまらない陳列」と言うことです。

なぜ、単調だとつまらない陳列になるのでしょうか?

人は、同じパターンを繰り返されると飽きてしまうからです。

ちなみに、R&Bやヒップホップなどのブラックミュージックでは同じパターンを繰り返すことで、リスナーをトランス状態に導いています。ただ、コレはちょっと話が違います。

つまり、陳列が単調だと、お客様が商品を探すことに飽きたり、疲れたりするわけです。

そのような売場でお客様が買いたくなるわけがありません。

では、お客様を飽きさせない陳列を行なうにはどうしたらいいのでしょうか?

方法は2つあります。

一つは、見やすさ、手に取りやすさを無視する陳列、ジャングル陳列です。

ただし、コレは運用が難しいです。私はお勧めしません。

もう一つの方がお勧めです。

それは、見やすさ、手に取りやすさを優先した陳列の中に、一カ所変化を入れる方法です。

この陳列技術のことを、アクセント陳列と言います。

アクセント陳列の方法

アクセント陳列には次の5つの方法があります。

1.流れを止める

たとえば、右から左に小さい商品から大きい商品へと整然と陳列されている場合。

途中に大きい商品を挟むことで流れを止め、アクセントを付けることができます。

2.大きさを変える

たとえば、小さい商品が続いている陳列の中に大きい商品が入るとそこがアクセントになります。逆もありです。

3.高さを変える

たとえば、高い陳列の中に低い陳列が入るとそこがアクセントになります。もちろん逆もありです。

4.棚の高さを変える

棚の高さを変えるとアクセントになります。ただし、見にくくなるので多用しすぎは厳禁です。

5.色を変える

似た色の商品が続いている場合、違う色の商品が入るとそこがアクセントになります。

アクセント陳列の注意点

アクセント陳列は、他の陳列技術よりお客様の目線を集める力が強いです。

当然ですがアクセント近くの商品の方が目立ちます。

売りたい商品の配置には注意して下さい。

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