来店客数もわからずに商売をしてはいけない

■来店客数もわからずに商売をしてはいけない
おはようございます、小宮です。
売上アップには戦略が必要です。と言っても難しいことではありません。
データを集め、分析し、問題点をあぶりだし、対策を打つこと、これが戦略です。
ライバル店の分析は次のステップです。まずは自分の店の現状を把握することが売上アップの近道です。
では、現状を把握するとはどういうことなのでしょうか?
まずデータを集めます。最低でも次の4つのデータは集めなければなりません。

  • 来店客数
  • 買い上げ客数
  • 客単価
  • 一人当たり買い上げ点数

来店客数以外はレジさえあればわかる数値ですが、あなたの店は来店客数を把握していますか?
わからなくても恥じることはありません。来店客数がわからない店の方が圧倒的な多数ですからね。
しかし、来店客数がわからなくては売上の状況が正確に把握できません
たとえば、来店客数がわからないと買い上げ率がわかりません。
買い上げ率とは、来店したお客のうち、何人が買い物をしたかを表す数値です。
買い上げ率は店作りの貴重な情報です。
たとえば、来店したお客の90%が買い物をしているなら、売上を今以上に増やすには来店客数を増やさなければなりません。
したがって、店が実行すべきアクションは、チラシの配布枚数を増やすか、広告屋を変えることです。
決して接客マナーのトレーニングではありません。
笑い事ではありません。こんなミスマッチなアクションが現実に実行されているのです。
ミスマッチなアクションは、結果が出ないばかりではなく、現場の士気を下げ、その上、経費の無駄遣いです。
来店客数を数える機械はそれほど高価なものではありません。ぜひ、経費で買って、戦略の立案に役立ててください。

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