集客にはたった一つの策があればいい

なぜなら、一つあれば10年使えるからです。
おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。
あなたは集客には様々な手を打たなければならないと思っていませんか?
同じチラシを配っていたらお客様に飽きられてしまうと思っていませんか?
そんなことはありません。なぜなら、小売の場合、集客にはたった一つの策があれば十分だからです。

お客様は私たちが出したチラシの内容など覚えていません。なぜなら、お客様の元には私たち以外からも大量の情報が届くからです。いちいち覚えていたら脳がパンクしてしまうではありませんか!
したがって、当たったチラシは反応がなくなるまで使い続ければいいです。事実、私の元クライアントさんには、私が作ったチラシを10年使い続けている人がいます。
これはつまり、私たちの場合、一度当たりを見つけると10年使える集客策を手に入れることができると言うことです。

目次

10年使える集客策とは?

このアイデアはロスリーダーを使うモノです。ロスリーダーとはお客様に来てもらうために、採算度外視で売る商品のことです。
ロスリーダーは、何をロスリーダーにするかが重要です。ロスリーダーは他の利益のある商品と一緒に買われるか、次の買い物に繋がらなければならないです。なぜなら、ロスリーダーだけ買われたのでは赤字だからです。
もちろん、粗利ミックスで利益を稼ぐという考え方もあります。粗利ミックスとは、どの商品で儲けるのか、そしてどの商品で儲けないのかを、売上構成比をベースに決めるモノです。
とは言え、粗利ミックスは、要はどんぶり勘定です。やはり、収支はお客様毎に計測できた方がいいですよね?

タマゴをロスリーダーに

私はタマゴをロスリーダーに設定しました。
実は私、食品スーパーの集客をお手伝いする度に同じ策を提案しています。そしてその度に結果をもたらしてくれます。それくらい鉄板な集客策と言うことです。
そのため、元も含めて、クライアントさんの店で繰り返し使われています。
ただ不思議なのに、これほど使われているテクニックなのにも関わらず、真似するライバルはゼロです。

大企業は真似できない

大企業が真似できないのはわかります。彼らの場合、現場のアイデアにストップを掛ける人材が尽きないからです。
「タマゴをロスリーダーに設定したい」と稟議書を提出すると、まずは経理部門が待ったを掛けるでしょう。
それでも、「売ったら赤字になる」策をそのまま通したとしたら、経理部門が怠慢の謗りを免れないでしょう。だから粗利ミックスとか、顧客毎の収支とか、私たちも理論武装するわけです。
ただ、現代の大企業の場合、もっと強力なストッパーがいます。それが法務部門です。たとえば、ロスリーダーは「不当廉売と訴えられるリスクがある」と具合に。
ま、法律を持ち出されるとほとんどの従業員は沈黙してしまいますよね。今、販促の足を引っ張るのは法務部門と言っていいでしょう。

なぜ中小企業が真似しないのか?

このように大企業の店が真似できないのは理解できます。しかし、地場の小さな食品スーパーやローカルチェーンが真似しないのはどうしてなのでしょうか?
もしかしたら、ロスリーダーを売上を上げる手段だと思っているのでしょうか? それはつまり、集客の方法を知らないと言うことなのでしょうか?

あなたは違う

このページを読んでいるあなたはそのような連中とは違いますよね。
ロスリーダーは売上を上げる手段ではなく、お客様を集める方便だと言うことをご存じです。集客メッセージの作り方や、集客ツールの作り方もご存じです。
それでも10年使える集客策をあなたも欲しくありませんか?
そのために集客の手順をステップ・バイ・ステップで解説した店長養成講座のプログラムがあります。
あなたも集客メッセージの作り方や、集客ツールの作り方を整理してみませんか?

お店集客ステップ・バイ・ステップをチェックする

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