失敗を気にしなくていいのは売場だけです

他では気にしてください。そうでないと会社を潰しますから。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

売場では、失敗を気にする必要はありません。

なぜなら、売場で何かを失敗しても大した損にはならないからです。

失敗を気にしなくていいのは売場だけです

失敗を気にしなくていいのは売場だけです

スイカ800玉売れ残り

たとえば、スイカが売れると思って1000玉仕入れた。でも、200玉しか売れなかった。

だからと言って、失敗の責任を感じるなど、時間の無駄です。そんなモノは誰も求めていないからです。

それよりも、「売れない」と思ったら、すぐに次のアクションに移る方が重要です。なぜなら、大抵の商品は値下げすれば売れるからです。

それに、スイカなら加工して売ることもできます。ジュースやシャーベット、スムージーにもできるわけだし。また、店はスイカだけを売っているのではありません。バナナやキウイやメロンだって売っているわけです。

それらの売上がゼロでない限り、全体で見たら大した損にはならないです。

何もしないことを恐れよ

売場で恐れなければならないのは、失敗ではありません。何もしないことです。

売場では、何かを行ったらすぐに結果がわかります。その結果がダメでも気にする必要はありません。

だから、考える暇があるなら売ってみる。ダメだとわかったらスグに見切る。そして、次のアイデアを試す。

これが売場の人間の正しい考え方です。

これが通用するのは売場だけ

が、しかし!

コレが通用するのは売場の中だけです。

一歩、売場の外に出たら考えを変える必要があります。なぜなら、普通は失敗したら損が出るからです。

たとえば、改装。

改装は「失敗したらまたやり直せばいい」と言うわけにはいきません。改装が失敗したら掛けたお金は無駄になるからです。

この辺り、売場の感覚に染まっていると危ないので注意して下さい。

失敗を気にしなくていい基準

失敗を気にしなくてもいい基準は「それは売って取り返せるか?」です。

売って取り返せるなら試しに売ってみる、ダメならまた別な手を試してみる、 でオッケーです。

一方、売って取り返せないなら?

十分考えて、上司や従業員とよく相談して事を進めて下さい。

あなた一人が責任を負うことがないように気をつけてください。

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