店作りは人作り

おはようございます、小宮です。

店長には様々な悩みがあります。最大の悩みは売上のことでしょう。そして、次に多いのは、人に関することではないでしょうか。

特に店の場合、売上と人は、密接に結びついています。

接客販売が主体の店なら、店員の販売力が上がれば、必ず売上も上がります。

だからと言って、売れ売れと店員のケツを叩いても、売ったらボーナスを弾むと煽ってもムダです。

店員の販売力を上げるには、まずは技術を教えることです。99%の店では、売り方を教えていないんです。あなたの店ではどうですか?従業員に「売り方」を教えていますか?

教えてもいないのに売れるわけがないんです。

それでも売れるようになるのは、センスがあったか、根性があったかのどちらかです。そして、センスのあるヤツも、根性のあるヤツも極めて少数派なのです。

セルフ販売だと、一見人は関係なさそうです。店員とお客が接するのはレジくらいですからね。バイヤーがいい商品を仕入れるかどうかで売上が決まりそうです。

ところが、売場を作るのは人間です。せっかくバイヤーがいい商品を揃えても、現場の人間が売場に陳列しなければ売れないのです。

あなたは「そんなバカな!」と笑えますか?

新商品や重点商品は、入荷後すぐに陳列していますか?1日以上倉庫に放置されたなんてことはないですか?

私はとても言えません。重点商品を2日間倉庫に放置して社長に怒鳴られたことは何度もあります。

もちろん、新商品や重点商品は、ただ並べればいいってもんじゃありません。お客の一番目に付く場所に陳列する、フェイスを多くとって陳列する、関連商品を近くに陳列する、POPを付ける等々、やるべきことがたくさんあるわけです。

全部バイヤーが決めて指示する店もあります。でも、指示通りに動かないからみんな困っているわけですよね。

では、部下を動かすにはどうしたらいいんでしょうか?

ここではもっとも根本的な問題を提起しておきます。

あなたは部下に何をしてほしいのでしょうか?

「部下が動かない」と嘆く店長は、部下に何をして欲しいのか、自分でもよくわかっていないのです。

私は上司に「お前は部下に何をしてほしいんだ?」と聞かれことがあります。私は答えられませんでした。

自分がわかってないことを他人がわかるわけがありません。部下が動かないと嘆く前に、まずは、自分に質問をしてみてください。

「あなたは部下に何をして欲しいのですか?」

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