陳列の5大要素

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

あなたは陳列の5大要素ってわかりますか?

陳列の5大要素は陳列を行なう際のガイドラインです。

基本の徹底が店長養成講座のウリですが、一度もブログに書いたことがありませんでした。

陳列の5大要素

陳列の5大要素

陳列の5大要素は、アイテム、ボリューム、ポジション、フェイス、フォームの5つです。

一つずつ見ていきましょう。

1.アイテム

「何を――どんな商品を陳列するか?」と言うことです。

陳列の最初のステップは商品から始まります。

なぜなら、陳列とは商品を売るために行うものだからです。

勘違いしている人が多いのですが、陳列テクニックを駆使すれば、その場所の商品が勝手に売れ出すなんてことはないです。

アイテムの要素が欠けた陳列は、見た目はいいかもしれないですが、決して売れることはありません。

陳列とは、何を売り、何を売らないかを決めてから始まるのです。

2.ボリューム

「商品をいくつ陳列するか?」と言うことです。

ボリュームは商品の位置づけによって変わります。

集め筋や売れ筋は大量に、見せ筋は少なくなります。

3.ポジション

「商品をどこに陳列するか?」と言うことです。

ポジションも商品の位置づけによって変わります。

集め筋や売れ筋は売場の一等地やゴールデンラインに。

見せ筋は売場の奥やゴールデンラインの外に陳列します。

4.フェイス

「商品のどの面を見せるか?」と言うことです。

通常は、商品の顔を前面にして陳列します。

しかし、陳列する高さによっては、商品の顔を上に向けた方が見やすい場合もあります。

フェイスには無関心な店が多いので注意しましょう。

5.フォーム

「どんな形で陳列するか?」と言うことです。

いわゆる陳列テクニックは「フォーム」のことです。

つまり、フォームは陳列要素の一部でしかないと言うです。

したがって、フォームだけ凝っても意味がないと言うことですね。

まとめ

陳列の5大要素は次の通りです。

  • アイテム
    何を?――商品
  • ボリューム
    どのくらい?――量
  • ポジション
    どこに?――場所
  • フェイス
    どの面を見せるか?
  • フォーム
    どのように見せるか?――陳列テクニック

私たちが忘れがちなのがアイテムです。商売は何を売り、何を売らないかから始まります。

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