メーカー希望小売価格より高く売る方法

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

あなたのお店、メーカー希望小売価格より高く売ったことはありますか?

たぶん、メーカー希望小売価格より安くしたことはあっても高くしたことはないのでは?

私はあります。必要に迫られて、ですが。

メーカー希望小売価格とは?

メーカー希望小売価格とは「これくらいで売ってほしい」とメーカーさんが希望する価格です。

あくまでも希望なわけですね。それより高く売ろうが安く売ろうが本来は店の自由なわけです。

それなのに、なぜ、高く売ろうとしないのでしょうか?

言うまでもなく、メーカー希望小売価格より安くする店が圧倒的多数だからです。

「商品が同じなら安い方がいい」のは消費者の本音です。

答えはココにある

メーカー希望小売価格より高く売る方法の答えはココにあります。

つまり、商品が違うなら、より価値が高いなら、「高くてもいい」と言うことです。

より価値を高める方法は3つあります。

1.セットで売る

いくつかの商品をあるコンセプトでまとめてセットにします。

スポーツ専門店ならスキー用具一式に入門DVD、スクール受講券を付けたスキー初心者キットとか。

意味のないセットにしないことが重要です。不良在庫とのセットなんて最悪の結果を招きますので要注意です。

2.カスタマイズして売る

商品に手を加えてオリジナル商品にします。

パソコンショップならメモリやハードディスクを増量したカスタムモデルなど。アパレル系のお店ならボタンを付け替えたり、ビジューをあしらったりなど。

3.バラして売る

1と逆でたくさん入っているモノや、セットになっているモノをバラして売ります。

ドラッグストアなら風邪薬を箱ではなく、3日分だけ売るとか。

単価は下がりますが、箱で売るよりは高い値付けが可能です。

違いが重要

メーカー希望小売価格より高く売るには、付加価値があること、そして付加価値が明らかに元の商品とは異なることです。

「もっと良い」よりも「他と違う」ことの方が重要だと言うことです。

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