あなたは新人にメモを取らせますか?

それぞれ言い分はわかるんですが…。
おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。
あなたは新人に仕事を教えるときどうしていますか?
新人がメモを取らなかったら「メモを取れ」と言いますか?
あるいは新人がメモを取っていたら「メモを取るな」と言いますか?

目次

それぞれの言い分

「メモを取れ」派の言い分は「メモしないで覚えられるのか?」です。
実際、一度教えたことを、さも「まだ教えてもらっていませんが」みたいに聞かれるのは腹が立つモノです。
一方、「メモを取るな」派の言い分は「メモを見ながら仕事はできない」です。
確かに仰るとおり。
メモを見ながらレジは打てません。。
万が一そんなことされたらお客様に不安を与えてしまいます。
だからメモを取る暇があったら聞いて必死に覚えろと言うことです。

「メモを取るな」派のもう一つ言い分

実は「メモを取るな」派にはもう一つ言い分があります。
「メモを取っておけばいいんでしょ?」と言う、形だけのヤツがいることです。
メモは取るモノの、まったく覚えようとしないのがいます。
メモを取っているヤツに、一度教えたことを「まだ教えてもらっていませんが」みたいに聞かれたら、腹が立つのを通り越して、殺意すら覚えます。

どちらの言い分もわかりますが……

「メモを取れ」も「メモを取るな」も、どちらの言い分もわかります。
ただ、教える人によって「メモの良し悪し」が変わると新人が混乱します。
佐藤さんには「メモを取るな!話を聞くのに集中しろ!」と言われ、田中さんには「どうしてメモを取らないんだ?」と言われたら「どっちだよ!」となるのは当然です。
特に若い人は矛盾を嫌います。矛盾したことを言う人は軽蔑の対象なのです。軽蔑の対象の言うことを真面目に聞くわけがありません。
教育係の教育方針は尊重すべきですが、メモをOKとするか、NGとするかは店として決めておくべきです。
たかがメモ、されどメモなのです。

私の場合は……

ちなみに私の場合は両者のいいとこ取りをします。極端なことが嫌いなので。
その方法を今日のメルマガに書きました。
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