「店作りの半分以上は教育だと理解できました」

古くさい言葉ですがやはり「店は人」なのです。
おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。
「売れる店作りのために最低限やるべき8つのこと」の8つのうち、半分の4つは「店員=人」に関することです。
その4つとは、身だしなみ、立ち振る舞い、言葉遣い、心遣いです。
ただ、それ以外の要素も「人」は絡んでいます。
それについて、marchoさんから「店作りの半分以上は教育だと理解できました」と言う感想を頂きました。

marchoさんからのメールは次の通りです。

店を運営するには基本中の基本であり、わかっているはずなのにできていない事の再認識が出来ました。
確かに よその「良い店」と思える店ではこれらがきちんと当てはまっていると思います。
小手先のテクニックではなく、半分以上は「人」の教育であることも理解できました。

marchoさん、感想、ありがとうございます。
もしかしたら「半分以上」どころか、すべてが「人」の教育と言えるかもしれませんね。
4Sの徹底も、豊富な品揃えも、商品の鮮度も、欠品防止も、結局やるのは「人」なわけで。
ただ、あまり大きな声では言えませんが、売上を上げるだけなら人はどうでもいいです。
私は売上不振の売場と店を2度建て直したことがあります。
「私は2度とも人は変えてない。私が変えたのは部下の頭の中だ」と私が自慢しているのも覚えている人?
正直に告白します。
店員のレベルが低くても、売上を上げるだけなら関係ないです。特に短期間でいいなら。
店員のレベルが売上に関わってくるのは、また来店してもらえるかどうかです。
お客様は楽しい買い物ができなかった店には二度と行きませんからね。
つまり、「人」の教育は常連客を増やすために必要な土台です。
ただ、教育をしても売上が上がるわけではないことに注意して下さい。
教育は重要です。
それでも、売れないのを「人のせい」にはしないで下さい。
なぜなら人がダメでも売上は作れるから。
売上を作るには、拙作の「売れる商品をもっと売る方法」のような、また別な方法が必要なのです。

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