「全員をできる人にしたいのは甘いでしょうか?」

甘いどころか、むしろ厳しいかもしれないです。
おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。
今回も「3ヶ月で30%売上アップさせた方法」の4回目をお届けする予定でした。
しかし、桜井さんのコメントを放置したままだと、たった今気付きました。
桜井さん、申し訳ありません。
お詫びの印としてコメントへの返信を記事としてお届けします。
2月3日の記事、「なぜ、ノルマ達成のため従業員に商品を買わせるのか?」に桜井さんから「私は全員をできる人にしたいのですが甘いでしょうか、、、」というコメントを頂きました。

桜井さんのコメントは次の通り。

小宮さんは目標をできる人とできない人を見分ける手段にしろと言うことですよね。
私は全員をできる人にしたいのですが甘いでしょうか、、、

桜井さんが言う「できる人」というのがよくわかりませんが…。
全員が個人目標を達成できるようにしたいのなら、甘いどころか、むしろ桜井さんの考え方の方が従業員にはきついのではないでしょうか?
なぜなら、仕事への熱意は人それぞれ差があるからです。
従業員の中には、「もっと上の地位に就きたい」と思っている人もいれば、「最低限の生活ができればいい」と思っている人もいます。
「もっと上の地位に就きたい」と思っている人は目標を達成しようと力を尽くすでしょう。
一方、「最低限の生活ができればいい」と思っている人は報奨金を与えても動きません。
報奨金がなくても「最低限の生活」はできるからです。
ま、こうなることがわかっているから「達成できなかったら自分で買え」と脅しているのでしょう。
でも、それをやったら騒ぎ立てられるわけです。
私たちは人の心を変えることはできません。
従業員の仕事への熱意を高めることなど不可能です。
そんなことができるのはカリスマだけです。
それでも、人が変化するような働きかけならできます。
仕事の意味を教え、やり方を教えることです。
仕事ができるようになれば熱意も変わるかもしれません。
桜井さん、全員が個人目標を達成できるようにしたいなら、目標を与える前に、仕事のやり方を教えるようにして下さいね。
笛吹けど踊らずって、そりゃ踊り方を知らなきゃ踊れませんわね。

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